榮一が語る、天命。
渋沢栄一 天33格(火)心31格(木)艮15格(土)仁17格(金)全48格(金)
バランスの取れた本当にイイ名前ですね。全格(善格)が48格で生まれながらの強運の持ち主で堅実一本の強固な精神と勤勉な努力家。多角の才能有り、知性と徳性を持ち、質実剛健な人柄で確実に発展し財と名を得る。常に先の先まで考えて行動する。
心格も最大吉数の31格。仕事運も本当に強いですね。リーダーになると自分ひとりで突き進んでしまうところがあるので時に心のゆとりをもって周囲に接するとより強運になります。土台となる艮格も大吉数の15格。人生が人の縁で生かれます。ずっと良縁が続きます。元々大変良い名前を授かって、其れを最大限活かした人生を送ったからこそ、日本経済の土台を構築するような偉業をなし得たんでしょうね。
名は『命』 澁澤は・・・「天命とは一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である。」と謂っています。澁澤の名前はまさに其の天命を全うする素晴らしき名前です。
因みに今年の大河ドラマは大変盛り上がっていますが・・・澁澤役を演ずるのが 吉沢 亮さん。
吉沢 亮 天23格(火)心26格(土)艮10格(水)仁7格(金)全32格(木)
全格32格で大きく飛躍を遂げる幸運数。芸能界でも一夜にして大スターになる星。若い時苦労も多いですが、その苦労が人生を重ねる事に自分の血肉となる将来は海外を見据えて大いなる飛躍が見込まれます。自惚れて身の丈以上の事をやろうとすると足元を掬われます。お酒と異性絡みで問題が起きる事があるので注意が必要ですね。周囲にあまり流されずに自分の信念を貫き己を信じて進んで行くと良いですね。お誕生日から観ても今年は自己の完成の年で仕事運も強いので大きく大成するのではないかと思います。
この時代に合った良いキャスティングをしたのではないかと感じます。
■澁澤榮一は此のように語っています。
「正しき行為」について「正しい行為の道筋は、天にある日や月のようにいつでも輝いていて少しも陰ることがない。だから、正しい行為の道筋に沿って物事を行う者は必ず栄えるし、それに逆らって物事を行う者は必ず滅ぶ。」と述べています。 人生は様々で、時には善人が悪人に負けてしまったように見えることもあるかもしれませんが、それはいずれはっきりと結果となって現れてきます。
「一時の成功や失敗はある。しかし、それは長い人生の中では泡のようなものだ。成功や失敗の良し悪しを議論するよりも、まず『誠実に努力すること』が大事だ」と言っています。「正しい行為」に基づき行動し続けるなら、成功や 失敗などとはレベルの違う価値のある生涯を送ることができる。
昨年来のコロナ禍で生き方、暮らし方、住まい方は大きく變化せざる状況になっておりますが、此のような時だからこそ原点に立ち返り自分の生きる意味や意義を考えみるのも良いかも・・・ですね。自分の“天命”は何か。思いを寄せてみる。
■高杉晋作の言葉
天のその人を労せんとする役割のままに人もわれも動くべきである。
おもしろき こともなき世を おもしろく (晋作、辞世の歌)
時代が悪い、國が悪い、社会が悪い・・・周囲の事ではなく、自分自身の行動をどのようにするか。
・仲由(子路)が衛の國に贈った言葉
努力しなければ成就しない。苦労しなければ功はない。衷心がなければ親交はない。信用がなければ履行されない。恭まなければ礼を失う。その五つを心がけることだ。
“仁”は人編に「ニ」。人間が二人顔を合わせさえすれば、其の二人の間には二人がお互いに守らなければならぬ規約が生まれる。其れが「仁」だ。
「思いやり」とは相手の立場に立ってものを考えてやる。其れは「まこと」「まごころ」「人の道」と言い換えてもよい。
・「仁遠からんや、我れに仁を欲すれば、斯に仁に至る」自ら目指す志について孔子は「老人には安心され、友達んは信ぜられ幼い者には慕われる。そんな人間になりなさい」と答えたという。
「たとい千金をのべたる物にても、かろき人間壱人の命にはかへがたし」(たとえ千金を溶かした物でも、軽い人間一人の命んは代えられない)ー江戸時代 尾張藩七代藩主 徳川宗春が21ケ条の施政方針にまとめた「温故政要」に盛り込まれた言葉ー
■江戸時代の儒教の教え
「自分を磨きよき家庭をつくり國を治め天下を平和にする」という段取りで統治していくというのが幕府の方針であった。
「仁」ーものごとを健やかに育む
「義」ーみんなのためを考える
「考」ー親に尽くす
「忠」ー目上に尽くす
「信」ー信頼を得る ・・・・といった道徳の王道を身につけていった。
徳を押し廣げていくことで、同情する心や恥の氣持ちを人に抱かせ礼儀やケジメ、勤勉で質素な生活を尊重するように教えた。
→かざりけがなく眞面目で恥を知り信用や正義を重んじるという氣風があった。
令和の時代は原点へ歸る時。もう一度、生き方・暮らし方・住まい方について考えるのもよい時かと・・・・